健康保険組合(社会保険)・全国健康保険協会(協会けんぽ)と国民健康保険(国保)について

【 目次 】
1.被用者保険=社会保険+労働保険
2.健康保険組合(社会保険)と国民健康保険(国保)☚今回はココ
 (1)健康保険組合(社会保険)
 (2)国民健康保険(国保)
3.マイナンバーカードが保険証として使えるとどうなるのか?

1.社会保険とは?被用者保険と労働保険の違い~フリーランス・個人事業主の場合は?
前回の続きです。

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2.健康保険組合(社会保険)と国民健康保険(国保)

健康保険は大きく分けて2つあります。

健康保険組合(これもまた、よく社会保険と呼ばれます)
国民健康保険(略して国保)

前回でも述べたように、雇われている者が入る被用者保険が健康保険組合。
雇われていない(働いていない)者が入るのが国民健康保険。
この区別から、健康保険組合は会社の健康保険組合、社会保険とよく呼ばれます。

(1)健康保険組合(社会保険)

細かく言うと、共済組合や船員保険、建設国保組合、医師国保・・・いろいろあります。

被用者たち、つまり従業員たちでまとまってつくられた団体、組合というイメージです。
組合ごとで規定等が定められているので、保険料なども違います。

代表的な健康保険組合と言えば、全国健康保険協会(通称:協会けんぽ)

一つの企業で一つの健康保険組合を持てる大企業とは異なり、
中小企業の健康保険を取りまとめる組合
、というイメージになります。

(2)国民健康保険(国保)

担当は保険者(ほけんじゃ)というのですが、
市区町村になります。

実は私、市役所で担当しておりまして、国保のことは分からないことはないぐらい、当時極めておりました。

保険証の一番下に「保険者名(交付者)」という欄があるのですが、
そこが、「〇〇市」となっています。

そして、国民健康保険証は異動者が多いため、有効期限付きで毎年更新されるので
ぺらっぺらの紙でできております。

破れたので再交付・・・よくありました。笑
中には、個人でラミネート加工して大事に保管されている方もいらっしゃいました。

一時的に無職の方や、フリーランスの方だけでなく、
定年退職・リタイアされた方たちが多く加入しています。

なので、みんな一度は国民健康保険に入ることになると言っても過言ではないんですよ!

75歳になると、後期高齢者医療制度へ加入することになります。国民健康保険の後身といった感じで、仕組みは似ています。おじいちゃん・おばあちゃんに一度保険証を見せてもらうといいと思います。笑

入院費を心配する患者のイラスト(女性)

保険料は、加入者が費やした医療費を加入者の人数で割るという考え方で、
健康保険組合(社会保険)と同じ考え方です。

しかし、国民健康保険の加入者は、仕事ができない方や高齢の方が多いため、国民健康保険料は高いと言われています。

また、会社の健康保険(社会保険)料は、福利厚生の一環としてか、半分は会社が負担してくれる仕組みになっています。

しかし、国民健康保険料は全額自ら負担するわけですから、単純に考えても倍になり、退職後の保険料額はびっくりされる方が多いです。
退職しても健康保険(社会保険)を最大で2年間続けられる任意継続制度というものもあります!

よく、国民健康保険料=税金と捉えて
「保険料上げずに公務員の人件費を削減しろ!」
という声をいただいたのですが
(ボーナスが支給されたときには、いくらもらったのか明細書見せろ、と言われます。意外と公務員って人権が保障されていないんです・・・。。)

健康保険料に、事務の人件費は入っていないのでお門違いなご意見でした・・。。

しかし、市役所の職員の人件費は、住民税や国からの地方交付金(消費税などの国税)からきているので、論破できる言い訳にはなりませんので、黙って聞いておりました。笑

続きはこちら
3.マイナンバーカードが保険証として使えるとどうなるのか?元公務員からの視点で考える

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