扶養の意味~扶養内で働く・扶養から外れるって?それぞれ壁の意味

シフトを決める店長のイラスト(女性)

誰だって、なるべく出ていくお金(税金)は減らしたいし、
入ってくるお金(手取り)は増やしたいもの。

前回、収入と所得、手取りは違うとお話しました。

収入が同じでも手取りが違う、支払う税金額が違う
というイメージをなんとなく持てたかと思います。

今回は、その続きとして、よく聞く
”扶養内で働く”
“扶養から外れる”
とはどういうことなのか、より具体的に掘り下げてみたいと思います。

【 目 次 】
1.扶養の意味☚今回はココ
2.103万円の壁
3.106万円の壁 
   130万円の壁
4.まとめ
スポンサーリンク

1.扶養の意味

扶養とは
「働くことが難しく資産が十分でない者に対し、他者が生活を援助すること」
を言います。

援助する者のことを「扶養者」といい
援助される者のことを「被扶養者」と言います。
被=受ける

この二方の関係は、”生計を同一にしている”と言われます。
生計=生活のための手段・方法

なので、社会人になっても親から毎月のように仕送りをしてもらっている場合、
親は子を「扶養している」とも言えちゃいますね。

今話題の『生活保護の扶養調査見直し』も、この意味で使われています。

生活保護のイラスト(男性)

このように、「扶養」という言葉には
便宜上、その言葉を使って例えるのが一番分かりやすいから、
ということで一般的に使われている場合があります。

しかし
「扶養内で働く」
「扶養から外れる」

この表現は、税金健康保険(社会保険)の扶養制度内に入るか外れるか、という意味を指します。

扶養制度内に入っていたら、税金は安くなるし(または非課税)
扶養制度に入れなかったら、税金は高くなる(または課税=支払うことになる)
税金=健康保険

そして、その区分けラインのことを、103万の壁とか130万円の壁と言ったりする。

このイメージをお持ちの方が多いと思います。

・・・・惜しい!!!!

ノイローゼの人のイラスト(女性)

正確には、『 税金≠健康保険 』なんです。

税金の扶養ラインは103万、201万。
健康保険(社会保険)の扶養ラインは106万、130万。

104万円の場合、税金の被扶養者ではないけど、健康保険(社会保険)の被扶養者になっている。
140万円の場合、健康保険(社会保険)の被扶養者ではないけど、税金の被扶養者になっている。

そんなことが実際はあるんです。

ここでいう税金とは、個人の所得に関わることなので、「所得税」と「住民税」を指します。

税金(所得税・住民税)の扶養から外れる
=所得税・住民税が増える。
非課税⇒課税(支払うことになる)

健康保険の扶養から外れる
=社会保険の被扶養者(保険料免除)⇒国民健康保険へ加入(保険料を支払う)
配偶者の場合は国民年金が3号(保険料免除)⇒1号(保険料を支払う)になる。

です。ちょっと難しいですかね?(^-^;

扶養から外れる(被扶養者でなくなる)というのは、支出の負担が増える、ということに間違いはありません。

では、その支出が増えるのは扶養者?被扶養者?

ここは曖昧じゃないですか?

結論から言うと、
税金の扶養から外れる ⇒ 扶養者の税金が増える
健康保険(社会保険
の扶養から外れる ⇒ 扶養者の保険料が増える
なんです。

それが、給料天引き、源泉徴収・年末調整されているから実感が湧きにくいんです。

実際にそれぞれ具体的にみていきましょう!

続きはこちら
②103万円の壁はその他親族・子どもの場合に気を付けよう

コメント

タイトルとURLをコピーしました